食事のバランス、崩れてない? 5月13日は「一汁三菜の日」

5月13日は「一汁三菜の日」

健康維持に欠かせない、バランスが整った食事。そうはいっても時間がないと、カップラーメン1つで済ませてしまったり、適当に選んだ既製品のお弁当に頼ってしまったりしがちですよね。

そんな方に注目してほしいのが、5月13日の「一汁三菜の日」です。本記事では、関連する資格も併せてご紹介します。

5月13日は「一汁三菜の日」

5月13日は「一汁三菜の日」

5月を含め、毎月13日は「一汁三菜の日」。「13(じゅうさん)」の読み方が「一汁三菜(いちじゅうさんさい)」に似ていることから、この日となりました。

フジッコ株式会社やニコニコのり株式会社、キング醸造株式会社などが関わる「一汁三菜 ぷらす・みらいご飯(R)」プロジェクトにより、「一汁三菜」という和食の基本スタイルの大切さを、次世代に伝えるために制定された記念日です。

「一汁三菜」とは、主食の他に、汁物を1つ、そしておかず3つ(主菜・副菜・副々菜)を組み合わせること。見た目も美しく、必要な栄養素を効率よく摂取できる理想的な食事法として、広く認識されています。

この日をきっかけに、なるべく一汁三菜になるよう、日々の食事を見直してみませんか。忙しければ、手作りにこだわらなくてもいいでしょう。栄養や健康を意識することが大切です。

食事・栄養のプロである証しの栄養士免許とは

そんな一汁三菜を含め、食事や栄養に関連する仕事が栄養士。栄養士になるには、国家資格である栄養士免許が必要です。取得することで、学校や社会福祉施設といった場所での、栄養指導や食事計画・管理などを行えるようになります。

具体的な取得方法としては、栄養士養成施設において所定の課程を履修・卒業し、都道府県知事の免許を受けること。資格用の試験は特にありません。各施設の修業年数は、4年や2年などがありますが、どれを選んでも取得できる資格は同じです。

なお、実習や勉強する内容が多いため、栄養士養成施設には現状、夜間の学校や通信教育はなく、昼間に通う必要があります。カリキュラムの内容は各施設によってさまざまですが、例えば栄養指導論・食品加工学・調理学実習・給食管理などがあります。

免許取得までの道のりは長いですが、栄養士は人々の健康、ひいては暮らしを守る、やりがいのある仕事といえるでしょう。もちろんその知識は、自分や家族の毎日の食事にも役立てることができるはずです。