
社会福祉士とは?
社会福祉士は「社会福祉士及び介護福祉士法」に基づく国家資格で、福祉分野の専門職として厚生労働省が認定しています。
社会福祉士の主な仕事内容は、高齢者、障害者、生活困窮者など日常生活に支障がある人の相談に乗り、社会福祉サービスの紹介やアドバイスをすることです。勤務場所は、高齢者福祉施設、障害者福祉施設、児童福祉施設、社会福祉協議会、医療機関、教育機関など多岐にわたります。
社会福祉士の業務はAIやロボットに代替されないうえ、今後高齢化はますます進んでいきます。社会福祉士の需要は、将来にわたって安定的に続くと言えるでしょう。
社会福祉士の受験情報
資格区分 |
国家資格 |
試験方法 |
筆記試験 |
試験日程 |
- 令和6(2024)年度:令和7(2025)年2月2日
- 令和7(2025)年度:令和8(2026)年2月上旬の予定
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申込期間 |
- 令和6(2024)年度:令和6(2024)年9月5日~10月4日
- 令和7(2025)年度:令和7(2025)年9月上旬~10月上旬の予定
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結果発表日 |
令和7(2025)年3月4日 |
試験会場 |
- 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県
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出題範囲 |
- 医学概論
- 心理学と心理的支援
- 社会学と社会システム
- 社会福祉の原理と政策
- 社会保障
- 権利擁護を支える法制度
- 地域福祉と包括的支援体制
- 障害者福祉
- 刑事司法と福祉
- ソーシャルワークの基盤と専門職
- ソーシャルワークの理論と方法
- 社会福祉調査の基礎
- 高齢者福祉
- 児童・家庭福祉
- 貧困に対する支援
- 保健医療と福祉
- ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)
- ソーシャルワークの理論と方法(専門)
- 福祉サービスの組織と経営
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合否基準 |
1. 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
2. 1を満たした者のうち、以下の6科目群(ただし、(注意2)に該当する者にあっては2科目群。)すべてにおいて得点があった者。
- 医学概論、心理学と心理的支援、社会学と社会システム
- 社会福祉の原理と政策、社会保障、権利擁護を支える法制度
- 地域福祉と包括的支援体制、障害者福祉、刑事司法と福祉
- ソーシャルワークの基盤と専門職、ソーシャルワークの理論と方法、社会福祉調査の基礎
- 高齢者福祉、児童・家庭福祉、貧困に対する支援、保健医療と福祉
- ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)、ソーシャルワークの理論と方法(専門)、福祉サービスの組織と経営
(注意1) 配点は、1問1点の129点満点である。
(注意2) 社会福祉士及び介護福祉士法施行規則第5条の2の規定による試験科目の一部免除を受けた受験者にあっては、配点は、1問1点の45点満点である。
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合格率 |
(令和5(2023)年度 ※2024年2月実施)58.1% |
受験資格 |
- 4年制大学で指定科目を修めて卒業した方(令和7年3月31日までに卒業見込みの方を含みます。)
- 2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方(令和7年3月31日までに従事する見込みの方を含みます。)
- 社会福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方(令和7年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
- 社会福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方(令和7年3月31日までに卒業(修了)見込みの方を含みます。)
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申込方法 |
受験に必要な書類を簡易書留で郵送(過去に受験票が送付された人はインターネットでも申込可能) |
受験料 |
19,370円 |
支払方法 |
コンビニエンスストア払い |
試験主催者 |
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター |
公式サイト |
https://www.sssc.or.jp/shakai |