誰だか分かる?4月24日は朝ドラでおなじみの「植物の愛人」の誕生日

4月24日は「植物学の日

4月24日は、自身を「植物の愛人」「草木の精」と呼ぶほど植物を愛し、植物学者として多くの功績を残した牧野富太郎が生まれた日。

2023年の4月から放送された、NHKの朝の連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルにもなったため、記憶に新しい方も多いかもしれません。

そして4月24日は、そんな牧野富太郎にちなんで「植物学の日」とされています。この記事では牧野富太郎とその記念日、併せて関連資格について解説します。

4月24日は「植物学の日」

1962年4月24日、現在の高知県高岡郡佐川町に生を受けた牧野富太郎は、幼い頃から植物に興味を持ち、独学で知識を付けていきます。ついには「ヤマトグサ」を見つけ、日本人として日本の学術誌を通して、国際的な学名の発表を初めて行う、という偉業を成し遂げます。

さらにこの後、約1000種の新種と1500種の新変種に命名し、文化勲章も受章しています。

牧野富太郎の誕生を記念して「植物学の日」とされたこの日は、彼の名前から「マキノの日」とも呼ばれます。

植物にまつわる仕事をする人におすすめの「園芸装飾技能検定」とは

牧野富太郎のように植物好きで、観葉植物など、グリーンにまつわることを仕事にする人におすすめの検定が「園芸装飾技能検定」です。

「園芸装飾技能検定」は技能検定制度の一種。技能検定制度とは、国からその技能の習得レベルを証明される検定制度です。試験には学科と実技があり、職種により3級〜1級、または単一等級に分かれていて、園芸装飾技能検定には3級〜1級があります。

試験に合格すると「園芸装飾技能士」を名乗ることが許されます。

「園芸」は広義では植物全般を育てることをいいますが、「園芸装飾」は「インドア・グリーンサービス」とも呼ばれ、観葉植物を適切に配置し、オフィスや家庭、イベント会場など、空間を華やかで潤いあるものにする仕事を指します。

技能検定を受検するには、原則として検定職種に関する実務経験が必要ですが、期間の定めはありません。園芸装飾技能検定は、観葉植物など、グリーンにまつわる仕事をしていて、さらにステップアップしたい方におすすめの検定です。

また、検定職種に関する学科に在学していたり、関連する職業訓練を受けていたりする人も受検できます。