鹿児島県には、かつて薩摩藩が置かれていました。そんな薩摩藩は、西郷隆盛や大久保利通などの幕末志士を生み出し、明治維新において重要な役割を果たしたことでよく知られています。
ここでは、6月17日が「薩摩の日」となった背景と、関連する資格について紹介します。
6月17日は「薩摩の日」
「薩摩の日」は、1866年(慶応2年)6月17日、英国の外交官であるハリー・パークスが薩摩藩を訪問し、藩主たちとの交流を行ったことを記念して制定されたとされています。
外国の文化が流入し、歴史が大きく動こうとしている江戸時代末期の空気を感じられるエピソードですね。
歴史や鹿児島好きにおすすめの「かごしま検定」とは?
鹿児島の歴史などについて、もっと知りたい人におすすめなのが「かごしま検定」です。
「かごしま検定」は、鹿児島の魅力を多くの人に知ってもらい、ファンを増やしたいという思いのもと、鹿児島商工会議所が主催しています。
試験問題は、『かごしま検定 鹿児島観光・文化検定公式テキストブック』を中心に、鹿児島の自然や歴史・文化・地域の特徴の他、経済・産業から出題されます。
クラスは標準的な「マスター」、上位の「シニアマスター」、最上位の「グランドマスター」の3つに分かれています。
「マスター」に受験資格の制限はありませんが、「シニアマスター」は「マスター」合格者、「グランドマスター」は「シニアマスター」合格者という制限があります。
試験会場は鹿児島県内7カ所の他、東京と大阪でも行われます。ただし、グランドマスター試験は鹿児島市でのみの実施です。
鹿児島に関心がある人はもちろん、歴史や郷土文化などが好きな人は、これを機に「かごしま検定」をチェックしてみては?
まずは標準クラスの「マスター」からの受験がおすすめです。鹿児島をもっとよく知ることで、さらに鹿児島に魅せられるでしょう。