世界最高峰といわれるエベレスト。5月29日はそんなエベレストの登頂を初めて成し遂げた日として記念日が制定されているのをご存じですか?
この記事では、「エベレスト登頂記念日」と登山に関連する資格について紹介します。
5月29日「エベレスト登頂記念日」
1953年5月29日、人類が初めて世界最高峰となるエベレストの頂に立ちました。この偉業を称え、5月29日は「エベレスト登頂記念日」として知られています。
この歴史的快挙を成し遂げたのは、ニュージーランド出身の登山家エドモンド・ヒラリーと、ネパール人のテンジン・ノルゲイです。
さらに、1970年5月11日には日本人の登山家・冒険家も登頂を果たしており、この日は「エベレスト日本人初登頂記念日」に制定されています。
登山好きにおすすめの資格「山の知識検定」とは
美しい景色や登頂したときの達成感など、さまざまな魅力がある登山。しかし、同時に準備・知識不足による山の事故も問題視されています。
そこで安全かつ心から登山を楽しむためにおすすめしたいのが「山の知識検定」、通称「ヤマケン」です。一時期新型コロナウイルス感染拡大の影響でやむなく中止となっていたものの、2024年に復活を遂げました。
ヤマケンは、山で役立つノウハウや自然環境、山岳文化に関する幅広い知識を問う検定試験で、山の魅力とリスクを同時に正しく理解し、安全な登山を実践するための知識を身に付けることが目的とされています。
検定は得点に応じて、ブロンズ・シルバー・ゴールド合格の認定が行われる3段階構成。ゴールド合格を果たせば、正真正銘の山の知識検定マスターといえるでしょう。
年齢や職業に関係なく誰でも受験可能なため、登山初心者~上級者はもちろん、アウトドアの基礎知識を身に付けたい方や、子どもに自然の魅力を伝えたい方、山岳ガイドやインストラクターを目指す方にもおすすめです。
天候判断や装備の選び方、緊急時の対応方法など役立つスキルを習得できるので、登山好きの方は、ぜひこの機会に受験を検討してみてはいかがでしょうか。