食品衛生管理者の資格概要

 

食品衛生管理者とは?

食品衛生管理者の資格とは、特に衛生上の考慮が必要な食品の製造加工施設で衛生管理を担当するための資格です。乳製品、食肉製品、魚肉ハム・ソーセージ、マーガリン、添加物などを製造または加工する施設では、食品衛生管理者の設置が義務づけられています。

この資格を取るには、養成施設として指定された大学等を卒業する方法や、衛生管理業務に3年以上従事したうえで食品衛生管理者登録講習会を修了する方法などがあります。

食品業界において、食中毒の防止といった衛生管理は常に重要です。食品衛生管理者の資格を取れば、特定の食品を製造する工場などで衛生管理の責任を担い、食品の安全確保に貢献することができます。

食品衛生管理者の受験情報

資格区分 国家資格
試験方法 講習
講習日程
  • 講習日程(食肉製品):令和7(2025)年2月3日~3月6日
申込期間
  • (2025年2月3日~3月6日の講習):令和6(2024)年12月6日必着
結果発表日 なし(試験ではないので)
講習会場
  • 公益社団法人全国食肉学校
出題範囲 なし(試験ではないので。加えて、講習内容について受講案内に記載なし)
合否基準 なし(試験ではないので)
合格率 なし(試験ではないので)
受講資格
  • 食肉製品製造業において製造又は加工の衛生管理の業務に2年以上従事した者
  • なお、食品衛生管理者になるには、次のいずれかに該当する必要があります。
    • 医師、歯科医師、薬剤師、獣医師
    • 学校教育法に基づく大学、旧大学令に基づく大学又は旧専門学校令に基づく専門学校において医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学、農芸化学の課程を修めて卒業した者
    • 都道府県知事の登録を受けた食品衛生管理者の養成施設において所定の課程を修了した者
    • 学校教育法に基づく高等学校若しくは中等教育学校若しくは旧中等学校令に基づく中等学校を卒業した者又は厚生労働省令の定めるところによりこれらの者と同等以上の学力があると認められる者で、食品衛生管理者を置かなければならない製造業又は加工業において食品又は添加物の製造又は加工の衛生管理の業務に3年以上従事し、かつ、都道府県知事の登録を受けた講習会の課程を修了した者
  • ※(4)により食品衛生管理者となるための要件を満たした者については、衛生管理の業務に3年以上従事した製造業又は加工業と同種の業種の施設においてのみ食品衛生管理者となることができます。
申込方法 FAX、郵送
受講料 306,000円(消費税込み)
支払方法 なし(受講案内に記載なし)
試験主催者 厚生労働省
公式サイト https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049348.html