美容師の資格概要

 

美容師とは?

美容師資格は、美容師になるために必要な国家資格です。美容師になるには、専門学校などで学んだ後、国家試験に合格して免許を取得する必要があります。免許は生涯有効で、ライフステージが変わっても免許があれば一生美容師として働けます。

美容師は主に美容室でカット、パーマ、カラーリング、ヘアセットなどを行いますが、写真スタジオ、結婚式場、ヘアメイク事務所に勤める人や、実務経験を経て独立開業する人もいます。一般人客や俳優・モデルなどさまざまな人に対し、希望に合わせたヘアスタイルを提供するのが美容師の仕事です。

高齢で外出できない人向けの訪問美容の需要の高まりもあり、美容師の活躍の場が広がっていくことが期待されます。

美容師の受験情報

資格区分 国家資格
試験方法 実技試験、筆記試験
試験日程
  • (第51回試験)実技試験:令和7(2025)年2月1日〜
  • (第51回試験)筆記試験:令和7(2025)年3月2日
申込期間
  • (第51回試験):令和6(2024)年11月6日〜11月28日
結果発表日 令和7(2025)年3月31日
試験会場
  • (第51回試験)実技試験:滋賀県を除く各都道府県
  • (第51回試験)筆記試験:北海道、岩手県、宮城県、群馬県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、愛知県、大阪府、岡山県、広島県、愛媛県、福岡県、鹿児島県、沖縄県
出題範囲
  • (第51回試験)実技試験:美容実技(第1課題カッティング、第2課題オールウェーブセッティング及び衛生上の取扱い)
  • (第51回試験)筆記試験:関係法規・制度及び運営管理、衛生管理(公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術)、保健(人体の構造及び機能、皮膚科学)、香粧品化学、文化論及び美容技術理論
合否基準
  • (第50回試験)筆記試験:次の(1)及び(2)の両方の条件を満たすこと
    • (1)55問中60%以上の正答率であること
    • (2)関係法規・制度及び運営管理、公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術、人体の構造及び機能、皮膚科学、香粧品化学、文化論及び美容技術理論のいずれの課目においても無得点がないこと
  • 実技試験:次の(1)及び(2)の両方の条件を満たすこと
    • (1)衛生上の取扱試験:減点が20点以下であること
    • (2)基礎的技術試験(①及び②の両方の条件を満たしていること)
      • ① 第1課題 カッティングの減点が30点以下であること
      • ② 第2課題 オールウェーブセッティングの減点が30点以下であること
合格率 (第50回試験)55.0%
受験資格
  • 1 理容師・美容師養成施設で、次の課程を修了した人
    • 《平成10年4月1日以降に入学した人》昼間課程 2年以上
    • 夜間課程 2年以上
    • 通信課程 3年以上
  • 2 理容師・美容師養成施設で、次の課程を修了した後、1年以上の実地習練を経た人
    • 《平成10年3月31日以前に入学した人》昼間課程 1年以上
    • 夜間課程 1年4カ月以上
    • 通信課程 2年以上
  • ※平成14年3月31日までに1年以上の実地習練が終了していない人については、受験資格はありません。
申込方法 受験に関する書類を簡易書留で郵送
受験料 25,000円
支払方法 受験案内に同封されている「払込取扱票」を使用し郵便局にて払い込み
試験主催者 厚生労働省
公式サイト https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/riyoushi/index.html

※当記事の掲載情報は、公開日時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください

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