色とりどりの魚たちと、一緒に泳げるスクーバダイビング。特に海辺のリゾート地で大人気のアクティビティーです。「一生に一度は体験してみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。
そんな海の中をのぞくきっかけとなる記念日が、5月24日の「スクーバダイビングの日」です。この記事では、関連資格についても紹介します。
5月24日は「スクーバダイビングの日」
5月24日の「スクーバダイビングの日」は、スクーバダイビングの認定証(Cカード)を発行する、レジャーダイビング認定カード普及協議会が制定しました。
スクーバダイビングの楽しさを広めるのと同時に、事故を防ぐための正しい知識を普及することが目的とされています。
この日付になったのは、語呂合わせで「Go(5)」「To(2)」「Sea(4)」、つまり「海へ行こう!」というメッセージが込められている他、1953年のこの時期に、スクーバ器材が初めて、日本に紹介されたという歴史的背景もあります。
スクーバダイビングは楽しい反面、油断すると命に関わる事故につながることも。だからこそ、きちんとした知識と技術を身に付けて、安全に楽しむことが何よりも大切です。
ダイビング好きなら取得したい「Cカード(Certification Card)」とは
「Cカード(Certification Card)」は、いわゆる「ダイビングライセンス」とも呼ばれ、スクーバダイビングに必要な技術や知識を習得している、という認定証です。
Cカードがなくても、法律的にはダイビング自体は可能であり、例えばインストラクターと一緒に、体験ダイビングを行うことはできます。しかし、Cカードがあれば、さまざまなダイビングツアーに参加できたり、ダイビングショップで自らタンクやウエイト(重り)などの機材を借りたりなど、選択肢がぐっと広がります。
なおCカードは、いくつかの民間のダイビング教育団体から発行されています。例えば、アメリカに本部があり歴史の長い「NAUI(ナウイ)」や、世界のダイバー人口の6割以上が取得しているといわれる「PADI(パディ)」などです。
また、各発行団体にもよりますが、潜れる水深など別に、ランクがあります。
Cカードの取得は、全国各地にあるダイビングスクール・ショップで行えます。ダイビングに必要な基礎知識や安全管理、機器の使い方などを学ぶ学科講習とプール講習、実際の海でダイビングを体験しながら実践する、海洋実習が主な流れです。
あればより自由に海を楽しむことが可能となり、海辺のリゾート地への旅をさらに満喫したものにしてくれるCカード。皆さんも、ぜひ取得してみてはいかがでしょうか。