苦いけど栄養満点!5月8日は沖縄を代表する野菜の日

沖縄食材の代表格ともいえるゴーヤー。「苦ウリ」ともいわれ、その名の通り、苦みが特徴の野菜です。苦み成分には食欲増進作用があり、またビタミンCや食物繊維などの栄養も豊富な、エース食材です。

そんなゴーヤーを記念したのが5月8日の「ゴーヤーの日」。沖縄の食材に興味がある人におすすめの資格も、併せて紹介します。

5月8日は「ゴーヤーの日」

5月8日は「ゴーヤーの日」

「ゴーヤーの日」は、ゴーヤーの国内栽培発祥の地といわれる沖縄県が、JA沖縄経済連と共に提唱した記念日で、1997年に制定されました。

「5」と「8」を「ゴーヤー」と読ませる語呂合わせと、この時期に出荷量が増えることも併せて考慮され、この日となりました。なお、8月5日の「裏ゴーヤーの日」辺りまで、ゴーヤーの旬は続きます。

調理法としては、豆腐や卵と炒める「ゴーヤーチャンプルー」の他にも、みそで炒め煮にする「ゴーヤーンブシー」や、天ぷら・酢の物など、たくさんあります。ぜひこの機会に、青果店やスーパーで、ゴーヤーを手に取ってみませんか。

沖縄の食べ物に興味がある人におすすめの「沖縄食材スペシャリスト検定」とは

ゴーヤーの他にも、魅力的な沖縄食材は豊富にあります。そんな食材をもっと知るのにうってつけなのが「沖縄食材スペシャリスト検定」。

スローフード運動を推進している一般社団法人 食の風が、沖縄の食材や伝統的な食文化、歴史などについて、人々に正しい知識を身に付けてもらいたいとの思いで主催している検定です。

検定を通して沖縄食材の「地産地消」にも貢献したい、という願いも込められています。

次回の第32回検定は2025年8月頃に実施される予定で、例年、試験時間は90分、試験会場は沖縄となっています。問題は、最新版の公式テキスト『沖縄食材図鑑』から出題されます。

沖縄在住で、もっと沖縄の食材や食文化を深く知りたい人はもちろん、県外に住んでいて沖縄に興味のある人は、旅行がてら受けてみるのもいいかもしれません。なお2024年は、東京都新宿区でも、特別に試験が実施されました。