けがなどが原因で、接骨院のお世話になったことがある人はいるでしょう。接骨院では、柔道整復師による施術(柔道整復)が行われます。この「柔道整復」に関する記念日があることを知っていますか?
この記事では、柔道整復にまつわる記念日と関連する資格について紹介します。
4月14日は「柔道整復の日」
4月14日の「柔道整復の日」は、NPO法人全国柔整鍼灸協会が制定した記念日です。
柔道整復を「東洋医学に基づく医療」として広く認知してもらうことを目的に、柔道整復師法が公布された日付(1970年4月14日)を元に定められました。
なお、柔道整復とは、薬を使ったり手術をしたりせずに治癒を目指す日本の伝統医療です。柔道整復を行うには、柔道整復師の資格が必要です。資格を取得することで、接骨院や介護施設、スポーツの現場など、幅広い場での活躍が目指せます。
柔道整復に関連する資格「柔道整復師国家試験」とは
さて、取得後に幅広い活躍が期待できる柔道整復師の資格ですが、取得のためには柔道整復師国家試験に合格する必要があります。
国家試験の受験資格は、文部科学大臣指定の学校、または都道府県知事の指定した柔道整復師養成施設において3年以上学び、必要な知識と技能を修得していること。ちなみに、柔道整復師になるための学校や養成施設には、大学に入学可能な人が入れます。
柔道整復師になると、接骨院や介護施設などで活躍できるほか、独立開業の道もあります。医療の世界で手に職をつけたい人は、柔道整復師国家試験の受験を検討してみても良いかもしれません。