新生活、お弁当作りに挑戦してみない?4月10日は「お弁当始めの日」

多くの人にとって、4月は新生活がスタートする季節です。学校や職場の環境が変わったことをきっかけに、お弁当作りを始める人は少なくないでしょう。

そんなお弁当作り初心者さんを応援する日として、4月10日は「お弁当始めの日」とされています。

この記事では、「お弁当始めの日」の制定背景や関連する資格について紹介します。

4月10日は「お弁当始めの日」

お弁当は、いざ作るとなるとなかなか面倒ですよね。特に時間がない朝のお弁当作りは大変です。そんなお弁当作りの時短をかなえてくれるのが、冷凍食品ではないでしょうか。

「お弁当始めの日」は、冷凍食品などを手掛ける株式会社ニチレイフーズが制定した記念日です。「新年度や新学期にお弁当を作り始める人を、株式会社ニチレイフーズの食材で応援したい」という思いが込められています。

「弁」を「4」に見立て、「当」を「10」にかけて、4月10日とされました。また、新学期や新年度に合わせて、4月10日前後にお弁当作りを始める人が多いということも理由の一つです。

衛生的なお弁当作りに役立つ資格「弁当HACCP管理士」とは

自分でお弁当を作るのが難しい日は、市販のお弁当を買うという人は少なくないはず。市販のお弁当を製造する際の衛生管理を担うための資格として、「弁当HACCP管理士」があります。

では、そもそも「HACCP」とはなんでしょう? HACCPとは「Hazard Analysis and Critical Control Point」の略で、「ハサップ」と読みます。食中毒菌汚染や異物混入のリスクを把握した上で、それらを除外・低減させるための特に重要な工程を管理し、衛生管理をする手法です。令和3年6月1日より、原則として全ての食品等事業者がHACCPに沿った衛生管理を導入することが制度化されました。

弁当HACCP管理士は、一般社団法人日本弁当サービス協会によって認定されます。資格取得のためには、3カ月の通信講座と演習、筆記試験および論文(特級コースのみ)審査が必要です。

弁当HACCP管理士の資格を取得することで、製造工程を指揮監督したり、お弁当を提供する事業の経営をしたりする際に役立つでしょう。仕事としてお弁当作りに関わりたい方は、受験を検討してみても良いかもしれません。