
色彩検定とは?
色彩検定とは、色に関する知識や技能のレベルを測る、文部科学省後援の検定試験です。
基礎から実務での生かし方まで幅広い知識をカバーしており、色彩検定の学習をすれば、個人のセンスだと思われがちな色の上手な使い方を理論的・体系的に学べます。
色彩検定で得る知識は、さまざまな仕事に生かせます。ファッション、広告、インテリア、フラワーなど色との関わりが深い仕事だけでなく、プレゼン資料の作成などオフィス業務にも役立つ検定です。また、自分のファッションや部屋のコーディネートにも色の知識を活用できるので、暮らしに彩りを与えられる検定だといえます。
色彩検定の試験概要
資格区分 |
民間資格 |
試験方法 |
- 【3級】マークシート方式(60分)
- 【2級】マークシート方式(一部記述式。70分)
- 【1級】1次:マークシート方式(80分)、2次:記述方式(一部実技。90分)
- 【UC級】マークシート方式(一部記述式。60分)
※1級1次合格者で2次不合格者(または2次欠席者)は、その後2年間(2回)に限り1次免除
|
試験日程 |
- 2025年度 夏期検定【3級・2級・UC級】2025年6月22日
- 2025年度 冬期検定【3級・2級・1級・UC級】2025年11月9日
- 【1級2次】2025年12月14日
|
申込期間 |
- 2025年度 夏期検定 2025年4月1日~2025年5月15日
- 2025年度 冬期検定 2025年8月4日~2025年10月2日
|
結果発表日 |
試験の約1ヶ月後 |
試験会場 |
北海道から沖縄までの全国各地 ※1級2次は札幌市・仙台市・東京23区・金沢市・名古屋市・大阪市・広島市・福岡市 |
出題範囲 |
- 【3級】色のはたらき、色はなぜ見えるのか、色の分類と三属性、PCCS、色の心理効果、色彩調和、配色イメージ、ファッション、インテリア、慣用色名など。
- 【2級】3級の内容に加え、色のユニバーサルデザイン、光と色、マンセル表色系、色彩心理、配色技法、配色イメージ、ビジュアルデザイン、ファッション、インテリア、景観色彩など。
- 【1級】2級と3級の内容に加え、色彩と文化、色彩調和論、光と色、XYZ 表色系、色名、測色、色彩心理、色彩とビジネス、CMF、ファッション、景観色彩など。
- 【UC級】色のユニバーサルデザイン、色が見えるしくみ、色の表し方、色覚のタイプによる色の見え方、高齢者の見え方、色のUDの進め方など。
|
合否基準 |
- 【3級・2級・1級】200点満点の140点前後
- 【UC級】200点満点の160点前後
※ただし問題の難易度により多少変動有り
|
合格率 |
- 【3級】74.1%
- 【2級】72.2%
- 【1級】41.4%
- 【UC級】83.6%
|
受験資格 |
なし。誰でも受検可能 |
申込方法 |
オンライン、郵送、書店 |
受験料 |
- 【3級】7,000円
- 【2級】10,000円
- 【1級】15,000円※1次免除者も同じ
- 【UC級】6,000円
|
支払方法 |
- オンライン申込:クレジットカード決済、コンビニオンライン決済
- 郵送申込:現金書留
- 書店申込:書店に支払う
|
試験主催者 |
公益社団法人 色彩検定協会 |
公式サイト |
https://www.aft.or.jp/ |