6月23日は「不眠の日」です。
厚生労働省によると、実は一般成人の30〜40%が、何らかの不眠症状を抱えているといいます。
ここでは、「不眠の日」が制定された背景と、睡眠に関する資格について紹介します。
6月23日は「不眠の日」
6月23日の「不眠の日」は、睡眠改善薬などを扱うエスエス製薬株式会社が制定した記念日です。
「不眠の日」は、日本の一般成人の30~40%が何らかの不眠症状を抱えているとされているにもかかわらず、多くの人が適切な対処法や改善方法の知識を有していない現状を踏まえ、不眠改善に関する正しい情報発信を目的として制定されました。
日付は「2」と「3」で「不眠(ふみん)」と読む語呂合わせから2月3日に設定されましたが、不眠症状は季節を問わず一年中発生するという観点から、毎月23日も「不眠の日」とされています。
睡眠の質は、私たちの健康や日常生活のパフォーマンスに影響します。「不眠の日」をきっかけに、自分の睡眠習慣を見直し、良質な睡眠を得るための環境づくりについて考えてみてはいかがでしょうか?
健康な睡眠をサポートする「睡眠環境・寝具指導士(R)」とは
正しい眠りの知識を持ち、睡眠の質を向上させる「睡眠のスペシャリスト」として認定される資格が「睡眠環境・寝具指導士(R)」です。
一般社団法人日本寝具寝装品協会と一般財団法人日本ふとん協会が、日本睡眠環境学会の協力を得て、平成25年度から育成を開始しました。
受験の流れは、まず専用サイトから受験申し込みを行い、受験費用の支払いと指定テキストを購入。オンライン教育講座を受講した後、試験会場で受験し、合格すると認定証と認定証カードが発行されます。
資格取得のメリットの一例として、睡眠環境のメカニズムや基礎知識を学べたり、適切な寝具選びのアドバイスができるようになったりすることが挙げられます。
不眠に悩む現代社会で、この「不眠の日」をきっかけに資格取得にチャレンジし、自分や周囲の睡眠の質向上に貢献してみませんか?