6月22日は、「ここから始める会議DXの日」です。
DXとは「デジタル・トランスフォーメーション」のことで、デジタル技術を用いてビジネスをより良く変革することを指します。
この記事では、記念日が制定された背景と、DXにまつわる資格を紹介します。
6月22日は「ここから始める会議DXの日」
「ここから始める会議DXの日」は、ミーティングボード(電子黒板)などのWEB会議に必要なタッチパネル関連商品の導入プロデュースや開発・製造・販売を行っているナイスモバイル株式会社が定めた記念日です。
会議の在り方や利用ツールなどを見直し、生産性向上や効率アップのための取り組みを後押しする目的で制定されました。
日付は、無(6)駄をなくし、意思疎通がスムーズにいく様を表した「ツーツー(22)」の語呂合わせに由来します。
デジタル時代を乗り切る「DX基礎能力試験(R)」とは
「ここから始める会議DXの日」に関連して、DXの能力を高めたい人におすすめなのが、人材育成支援事業などを手掛ける株式会社日本能率協会マネジメントセンターが主催する「DX基礎能力試験(R)」です。
DX推進のために必要なスキルなどを定義した経済産業省の「DXリテラシー標準」に準拠しており、実践的なDX能力を測る試験となっています。
試験は600点満点で、得点によって2段階の認定が受けられます。450点以上であれば「DX推進人材認定」、360~445点であれば「DX入門人材認定」となります。
合格者には、政府に認定されたスペシャリストであることを証明できるオープンバッジ(デジタル証明)が発行されるので、ビジネスでのアピールにもつながるかもしれません。
試験は年3回、インターネット経由でPCから受験するIBT形式で実施され、誰でも受験可能です。
デジタル時代の今、高等学校では2022年度から共通必履修科目として「情報Ⅰ」が新設されました。
現在の高校生が学校教育の中で情報リテラシーを身に付けていく一方で、今の社会人は自分でデジタルに関する知識や能力を高めていく必要があります。
ビジネスパーソンとしてIT・DXリテラシーを高めたい人はもちろん、デジタルスキルに苦手意識があり克服したいと思っている人は、ぜひ挑戦してみては?