【見本あり】FP3級の履歴書への正しい書き方。正式名称は?書かないほうがいいって本当?

FP3級の履歴書への正しい書き方。正式名称は?書かないほうがいいって本当?

就職活動や転職活動の履歴書にFP3級をどのように書けばよいのか、悩んでいる方はいませんか。なかには、FP3級は履歴書に書けないという噂を聞き、書かないほうが良いのだろうかと不安になっている方もいるでしょう。

この記事では、FP3級を履歴書に正しく書く方法や、履歴書にFP3級を書くメリットについて解説します。FP3級を効果的にアピールするためのポイントも紹介しますので、ぜひ履歴書作成の参考にしてみてください。

FP3級の履歴書への正しい書き方【見本付き】

FP3級を履歴書に記載する際は、いくつかのポイントを守ることが大切です。見本付きで詳しく解説します。

略称ではなく正式名称で書く

履歴書には、「FP3級」という略称ではなく正式名称で記載する必要があります。FP3級の正式名称は、「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」です。

この正式名称は、以下3つのルールで成り立っています。必ずこの書き方を守りましょう。

  • 等級を最初に書く
  • 等級に続けて「ファイナンシャル・プランニング」と書く。「FP」と略さない
  • 最後に「技能士」と書く

上記ルールを守ったうえで、「技能士」に続けて実技試験で選択した業務名を書くこともできます。正式名称の前後に「国家資格」と添えることも可能です。また、分かりやすいように「FP」という表記もしたい場合は、正式名称の前後に添える形が良いでしょう。

【正式名称の書き方見本(例)】 

・正式名称のみ書くケース
3級ファイナンシャル・プランニング技能士 

・業務名を添えるケース
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務) 
3級ファイナンシャル・プランニング技能士・個人資産相談業務 

・「国家資格」を添えるケース
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格) 
国家資格・3級ファイナンシャル・プランニング技能士 

・「FP」と添えるケース
3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)
FP(3級ファイナンシャル・プランニング技能士) 

このルールはFP2級・FP1級でも、名刺に書く場合でも同じです 。よく覚えておきましょう。

合格年月を正確に書く

履歴書には、FP3級に合格した年月も書く必要があります。FP3級に合格した際に送られてきた合格証書を確認し、そこに記載されている年月を履歴書に記入しましょう。

年を西暦と和暦(平成・令和などの元号)のどちらで書くかは、履歴書全体で統一します。

そして、FP3級の正式名称の後ろには、1文字スペースを入れて「合格」と書いてください。

複数の免許・資格を書く場合は、順番に気を付ける

履歴書にFP3級以外の免許・資格も書く場合は、書く順番に気を付けましょう。

「免許→資格」の順に書くのが、一般的な書き方です。運転免許などを持っている場合は、FP3級よりも先に書きましょう。免許・資格は取得・合格した順番に書き、最後に「以上」と記載します。

【免許・資格の書き方見本(例)】

勉強中の免許・資格を書く場合の見本(例)

勉強中の資格も書く

FP3級にすでに合格しており、現在FP2級を目指して勉強している場合は、それについても履歴書に書くことができます。

資格・取得欄の最後に、以下のように書きましょう。年月は空欄でかまいません。

【勉強中の資格の書き方見本(例)】

勉強中の免許・資格を書く場合の見本(例)

履歴書の免許・資格欄の書き方をもっと詳しく知りたい方はこちら
履歴書の免許(自動車運転免許の正式名称など)・資格欄の書き方【見本あり】(マイナビ転職

FP3級は履歴書に書いても恥ずかしくない?

FP3級は履歴書に書いても恥ずかしくない?

FP3級は基礎レベルの資格であることから、「履歴書には書かないほうがいい」「履歴書に書いたら恥ずかしい」といった声が聞かれることがあります。実際、就職・転職活動で評価されやすいと言われるのは、FP2級以上です。

そこでここからは、FP3級は履歴書に書ける資格なのかについて解説します。

FP3級は履歴書に書いて良い

結論から言うと、FP3級は履歴書に書ける資格です。FP3級の合格者はFP2級の受検資格を満たせるので、FP3級に合格済みだと履歴書に書けば、FP2級を目指すベースがあることを示せます。

また、FP3級はFPのなかで最も難易度が低い基礎的な資格ではあるものの、保険、年金、税金などお金に関する広い知識を持っていることの証明になります。

国家資格で信頼性の高い資格でもありますし、FP3級は履歴書に書けないような資格ではありません。

場合によっては「書かない」のもあり

FP3級は履歴書に書ける資格ですが、場合によっては書かないのも一手です。

就職活動・転職活動の履歴書には、志望企業のニーズに合う資格を書くのが基本です。ですから、FPとは関係のない業種・職種の求人に応募する際、ほかに適切な資格を持っているのであればそちらを優先して書き、FP3級は書かなくても良いでしょう。

また、FP3級のほかにFP2級以上にも合格している人は、FP3級を書く必要はありません。一般的に、同じ試験で複数の級に合格している場合、履歴書には上位級のみを書きます。自分が合格したFPの最上位の級を、履歴書に書きましょう。

FP3級を履歴書に書くメリット

FP3級を履歴書に書くことには、いくつかのメリットがあります。採用担当者に与える印象や、自分が得られる効果の観点から、詳しく説明しましょう。

就職・転職活動で有利になることがある

FP3級を履歴書に書くと、就職活動や転職活動で有利に働く可能性があります。実務に役立つ資格として評価されやすいのはFP2級以上ですが、金融の基礎知識があることを証明するうえではFP3級も有効です。

特に、銀行や証券会社などの金融機関、生命・損害保険会社、不動産会社で働きたい人がFP3級を履歴書に書けば、仕事に不可欠な法律、税制、年金、保険、相続、贈与などの基本的知識を習得していることを示せて、プラスに働くでしょう。入社後スムーズに業務を開始できる人材として、高く評価される可能性もあります。

また、一般企業の人事労務の仕事や、金融・経済関係のメディアなどを志望する場合でも、FP3級を履歴書に書くことは無駄ではないでしょう。

学習意欲・向上心を評価してもらえる

履歴書にFP3級を書くことには、「自分はスキルアップのために努力ができる人材だ」と示せるというメリットもあります。合格に向けてしっかりと勉強したということを伝えることができ、向上心と学習意欲がある人材として企業に好印象を与えられるでしょう。

特に、上位級であるFP2級を目指して勉強中であることも併せて記載すれば、将来の活躍が見込める人材として企業から期待してもらえる可能性があります。熱意とポテンシャルをアピールするのに効果的でしょう。

面接での自己アピールがしやすくなる

FP3級に合格済みであることを履歴書に書くと、面接時に、学ぶ姿勢や成長意欲を強くアピールしやすくなります。

面接では、例えば、受検の動機や、学んだ知識をいまどう生かしているか、今後どう仕事に生かしたいかを具体的に伝えてみてください。入社後FP3級の知識をもとに企業にどう貢献したいかを語ると、より効果的です。

また、2級以上の受検意欲に触れるのも良いでしょう。現時点ではまだ基礎的な知識しか持っていなくても、上位級を目指し専門的な知識を習得するつもりであることを示せば、評価が高まると考えられます。

FP3級を履歴書に正しく書いて就職・転職活動に生かそう

FP3級を履歴書に書く際の基本は、正式名称で書くことと、合格年月を正確に書くことです。FP2級以上を目指して勉強中である場合は、そのことも書きましょう。

FP3級は難易度が低いと言われるため、履歴書に書いていいのか不安に思う人もいるかもしれません。ですが、FP3級を履歴書に書けば、金融や経済に関する基礎知識や学習意欲をしっかりアピールできます。

FP3級を履歴書に正しく書いて、自信をもって就職活動・転職活動に臨みましょう。