
10月18日は「統計の日」です。
統計とは、社会や経済、産業などの動きについて集めた情報(データ)を分かりやすくまとめた数値や表、グラフのこと。
身近な統計には国勢調査、消費者物価指数、テレビ番組の視聴率などがあり、行政やビジネスはもちろん、私たちの暮らしにも統計は欠かせないものとなっています。
この記事では、そんな統計に関する記念日の背景と、データ活用に強くなるための検定をご紹介します。
10月18日は「統計の日」
10月18日は、統計の重要性を広く伝えるために定められた「統計の日」です。国民に統計への理解を深めてもらい、よりいっそう統計調査に協力してもらうことを目的に、1973(昭和48)年の閣議了解によって制定されました。
日付は、「府県物産表」という日本最初の近代的生産統計に関する太政官布告が、1870(明治3)年9月24日に公布されたことに由来しています。これを太陽暦に換算すると10月18日にあたることから、この日付が「統計の日」として選ばれました。
毎年「統計の日」近辺には、総務省や各府省・各自治体で、統計に関する広報活動が展開されます。政府の各種統計データや、各都道府県の特色ある統計データに触れられるイベントも実施されますので、統計の大切さを改めて考える機会として足を運んでみるのも良いでしょう。
データ活用スキルを証明できる「統計検定」とは

「統計の日」をきっかけに統計に関心を持った方におすすめしたいのが、日本統計学会が認定する「統計検定」です。
この検定は、統計の知識や活用力を客観的に測定するための全国統一試験。総務省や文部科学省などの後援を受けている、信頼性の高い検定です。
試験区分は 4級から1級までの5つ。各級のレベルと試験で問われる力は、以下のとおりです。
- 4級(中学卒業レベル):表やグラフ、確率に関する基礎的な知識と活用力
- 3級(高校卒業レベル):データ分析の重要な概念を理解し、身近な問題解決に活用する力
- 2級(大学教養課程レベル):基礎統計学の知識と問題解決力
- 準1級(大学専門課程レベル):社会課題に応じた統計手法の活用力
- 1級(大学院レベル):実社会のさまざまな分野で、専門的な統計解析ができる力
出題形式は、4~2級が選択式、準1級は選択式と数値入力式で、1級が論述式です。受験資格はなく、年齢や所属に関係なく誰でも好きな級を受験できます。
受験を通じ、データサイエンティストやデータアナリストはもちろん、営業やマーケティングなど、データを扱うさまざまな仕事に不可欠なスキルを身に付けることが可能です。そのため統計検定に合格すれば、データに基づいて判断する力がある人材として企業から高く評価されやすくなります。
就職活動やキャリアアップの強力な武器にもなる統計検定。データで考えられる人材を目指し、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
<参考>
令和7年度「統計の日」(10月18日)関連行事紹介|総務省
統計検定