
10月8日は「足袋の日」です。
足袋(たび)は、和装時に着用する日本伝統の履物です。日常生活で足袋そのものは履く機会がなくても、足袋型のソックスなら愛用しているという人もなかにはいるかもしれませんね。
そんな足袋は、現在は木綿などの布製ですが、古くは動物の革製で「単皮(たんぴ)」と呼ばれていたそうです。一説では、この言葉が変化して足袋になったとされています。
この記事では、足袋にまつわる記念日の背景と、和装に関心がある人におすすめの検定をご紹介します。
10月8日は「足袋の日」
10月8日の「足袋の日」は、1988年に日本足袋工業会によって制定され、2018年に正式な記念日として認定・登録されたものです。
この記念日の目的は、和装文化を支える足袋の魅力を広めること。七五三や正月、成人の日など、和装で足袋を履く機会が増える季節の始まりである10月と、末広がりの8との組み合わせで、この日付が選ばれました。
例年、足袋を扱う店舗やオンラインショップでは、記念日に合わせて割引やプレゼントなどのキャンペーンが実施されることがあります。
普段からよく和装をする方にとっては、お得に足袋を新調する機会に、そうでない方にとっては、久しぶりに和服と足袋を楽しむ良いきっかけになると言えるでしょう。
和装を広く学べる「きもの文化検定」とは
足袋を含む和装文化に関心がある方におすすめなのが、「きもの文化検定」です。きものやその歴史・文化に関する知識を広く問う検定試験で、受験を通してきもの文化への理解を深めることを目的に実施されています。
検定の区分は以下の5つです。
- 5級:きものに関する一般常識
- 4級:きものに関する初級知識
- 3級:きものに関する中級知識
- 2級:きものに関する上級知識
- 1級:きものに関する専門知識
初めての人が受験するのは、5・4級です。5・4級の問題は同じで、正解が60%以上で5級合格、70%以上で4級合格となります。合格後は、順次ステップアップする形で上位級を受験することが可能です。
なお、5・4級は3級との併願が可能ですが、4級が不合格となった場合3級の受験は無効となるので注意しましょう。
この検定には公式教本が2種類あり、5・4級の検定問題は9割以上が教本Ⅰから、3級は9割以上が教本I・IIから出題されます。そのため、初心者でも勉強を始めやすいでしょう。
受験資格はなく、誰でも受験可能。会場での受験日程は年1回ですが、5・4級と3級はCBT試験を利用すれば、自宅近くのテストセンターで年間を通じ好きな日時に気軽に受験できます。(ただし、CBT受験の場合は5・4級と3級の併願不可)
検定に合格すると、指定の店舗できものや帯、小物などをお得に購入できたり、施設利用の優待を受けられたりする特典も。きもの文化検定は、学びと実生活の両方で役立つ検定だと言えるでしょう。
<参考>
福助の直営店・公式オンラインストアにて「足袋で旅するプレゼントキャンペーン」を実施|福助株式会社
足袋について|文楽足袋