
10月3日は「洗浄の日」です。
洗浄とは、水や洗剤などで汚れや異物を取り除き、物や環境を清潔に保つための作業のこと。近年では、水を高圧で噴射して汚れを落とす高圧洗浄や、環境負荷を減らすエコ洗浄技術が注目を集めています。
この記事では、そんな洗浄にまつわる記念日の背景とともに、関連する国家検定をご紹介します。
10月3日は「洗浄の日」

10月3日の「洗浄の日」は、洗浄作業の改善や作業従事者の技能向上を目指して活動する、公益社団法人日本洗浄技能開発協会によって制定されました。
この記念日が作られた目的は、環境にやさしい洗浄技術である、水を使った高圧洗浄の普及と活用を促進すること。「千(セン)は10の3乗(ジョウ)」という語呂合わせから、この日付が選ばれました。
洗浄の日に合わせて、洗浄・クリーニング関連の企業が洗浄のコツについて情報発信をしたり、関連商品を発売したりすることがあります。洗浄の日は、洗浄の大切さを再確認し、家庭でも洗浄に取り組む良いきっかけとなるでしょう。
高圧洗浄のプロを目指せる「産業洗浄技能検定」とは
洗浄に関わる技術と知識を公式に証明できる検定試験として、「産業洗浄技能検定」があります。これは国家検定の一つで、合格者は厚生労働大臣が認定する「産業洗浄技能士」の国家資格を得られます。
資格取得までの流れは以下のとおりです。
1. 受検申請:各都道府県の職業能力開発協会に申し込みます。
2. 講習会の受講(2日間):高圧洗浄に関する専門知識、電気や図面等の知識、実技試験に関する内容について学びます。
3. 実技試験:下水道管洗浄、熱交換器洗浄、鋼板洗浄の実際の作業が評価されます。
4. 学科試験:高圧洗浄に関する専門知識、電気、図面、廃棄物、関係法規などが出題されます。
5. 合格発表・合格証交付:実技と学科の両方に合格すると「産業洗浄技能士」の国家資格を取得できます。
受検資格は、学歴や実務経験によって異なります。大学・短大・高専の機械科・工業化学科・金属工学科・土木科などの卒業者は、実務経験がなくても受検が可能です。高校(職業課程)卒業者は1年以上、その他の学歴の人は3年以上の実務経験が求められます。
合格後には、洗浄に関する確かな知識と技術を持った国家資格者として信頼され、公共施設や生産工場、プラント設備など幅広い洗浄の現場で活躍できるでしょう。
<参考>
洗浄の日|一般社団法人 日本記念日協会
産業洗浄技能検定|公益社団法人 日本洗浄技能開発協会
産業洗浄(高圧洗浄作業)安全衛生管理指針|公益社団法人 日本洗浄技能開発協会