
8月22日は「チンチン電車の日」です。
市街地の道路を走る「チンチン電車」。正式名称は「路面電車」ですが、「チンチン」と鳴るベルの音から「チンチン電車」という愛称が付き、その響きがかわいらしいので、ついそう呼びたくなります。また、そのレトロなたたずまいに、鉄道ファンならずとも引き付けられる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、「チンチン電車の日」の背景と、電車の運転に欠かせない資格について紹介します。
8月22日は「チンチン電車の日」

「チンチン電車の日」は、都内で初めてチンチン電車が走った日が1903年8月22日だったことに由来する記念日です。この日、東京電車鉄道が運営するチンチン電車が、新橋〜品川間を走りました。
最盛期から数も減ってしまったので、チンチン電車が走っていない地域では、乗ったことがない人も多いかもしれません。
でも実は、まだまだ現役。それどころか最近ではLRT(ライトレールトランジット)と呼ばれる次世代型路面電車システムが注目されており、新たに路面電車を導入している地域も出てきているのです。揺れや騒音が少なく、車両内やホームとの間に段差がないので乗り降りしやすいのが特徴です。
チンチン電車の進化に、これからも目が離せません。
電車の運転手になるのに欠かせない「動力車操縦者運転免許」とは
チンチン電車の話を聞いて、子どもの頃、電車の運転手に憧れたことを思い出した方や、今からなるにはどうしたらいいか、疑問を抱いた方もいるかもしれません。
電車の運転手になるには、「動力車操縦者運転免許」を取得することが必要になります。この免許自体は12種類がありますが、電車によって「甲種電気車運転免許」「乙種電気車運転免許」「新幹線電気車運転免許」など、取得するべき免許の種類が異なります。
試験には身体検査・適性検査・筆記試験・技能試験があり、18歳以上で、免許の取り消しを1年以内に受けていないことが受験資格です。ただし、動力車操縦者養成施設にてトレーニングを受けていないと合格が難しいので、一般的には養成所を設けている鉄道会社への入社が必須といえるでしょう。
以前は20歳以上という受験資格でしたが、人手不足解決のため、2024年7月1日より18歳以上に変更となりました。一刻も早く電車の運転手になりたいと思っている人には、チャンスとなりますね。