
資格の勉強に欠かせないアイテムといえば? そう、文房具です。毎日のように使うからこそ、効率アップやモチベーションアップにつながるもの、自分に合ったものを選びたいですよね。
そこでシカクトでは、文房具を知り尽くした文具ソムリエール・菅未里さんの力を借りて、日々の勉強に役立つ文房具をピックアップ。みなさんの「合格への道」をサポートしていきます! 今回は、「資格勉強がはかどる文房具」をテーマに、菅さんのおすすめアイテムを3つ紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
とくに、モチベーションの維持に悩んでいる人や暗記がはかどらない人、テストの時間配分が苦手な人は必見ですよ。

大学卒業後、文房具販売・仕入れ担当を経て、文房具の専門家として独立。現在は文具ソムリエールとして、国内外で商品や売り場の企画・監修、各種メディア出演、メーカーのコンサルティング、執筆などを行う。『もっと黒を愉しむ万年筆インク6色セットつき 万年筆のある毎日』『仕事や暮らしが便利になる 楽しい文房具100 』(宝島社)、『私の好きな 文房具の秘密』(エイ出版社)など、著書・監修本多数。
- 勉強がはかどる文房具を探すときのポイントとは?
- アナログ×デジタルで勉強量を見える化「大人のやる気ペン」
- 学生時代の相棒が耐水性に進化!「風呂単」で入浴タイムを勉強タイムに
- スマホの代わりにこれ!問題ごとにかかった時間を計れる「ルラップ」
勉強がはかどる文房具を探すときのポイントとは?
資格の勉強をはじめたけれど、不慣れなせいであまりはかどらない——。そんな悩みを抱えているなら、文房具を変えてみるのも一つの方法です。実用性が高く、気分も上がるような文房具があれば、きっと勉強の効率もアップしますよ!
とはいえ、数ある文房具のなかから、「これぞ」というアイテムを見つけるのは案外難しいもの。まずは、勉強がはかどる文房具を探す際のポイントを、文具ソムリエールの菅さんに教えてもらいましょう。
「スクールなどに通わずに1人で勉強しているなら、モチベーションを維持できるかどうかが合否を左右します。だからこそ、テキストや問題集と一緒に、『これがあればモチベーションが上がる』という文房具を手に入れてほしいですね。ちなみに、ここ10年ほどは文房具ブームが続いていて、機能性の高いものやデザイン性に優れたもの、日常に特別感をプラスしてくれるものなど、多種多様な文房具が登場しています。勉強の息抜きに雑誌やWebメディアの記事をチェックして、自分に合った文房具を探してみてはいかがでしょうか」(菅さん)
時間配分に難があるならタイマー、暗記が苦手なら単語カードといった具合に、ウィークポイントを強化してくれるような文房具を探してみるのもよい方法だとか。加えて、「自分と相性がよい文房具を探すことも大切」と菅さんは話します。
「『文房具は使えればなんでもいい』という考えも、もちろん間違いではありません。けれど、『なんか違うな』という文房具を使っているのと、『自分との相性がぴったり』と思える文房具を使うのとでは、やる気や集中力が違ってくると思いませんか? 幸い、文房具の多くは洋服やアクセサリーのように高価ではありません。いろいろ試してみて、最高に相性のよい文房具を見つければ、勉強はよりはかどるのではないでしょうか」(菅さん)
まとめると、文房具選びのポイントは次の3つです。
- POINT1:まずは「これがあればモチベーションが上がる」という文房具を手に入れる
- POINT2:ウィークポイントを強化してくれるような文房具を探す
- POINT3:いろいろと試してみて、最高に相性のよい文房具を見つける
それでは、ポイントを踏まえながら、菅さんおすすめの「勉強がはかどる文房具」を紹介していきましょう。
アナログ×デジタルで勉強量を見える化「大人のやる気ペン」

「大人のやる気ペン」を装着するだけで、いつものペンが「IoT文具」に進化します
菅さんの言葉にもあったように、資格勉強における最大の課題は「モチベーションの維持」です。とくに忙しい毎日を送る社会人は、仕事と勉強の両立を継続させることが一大テーマ。「がんばって勉強したのは最初の数日間だけ。その後はモチベーションが続かなかった」なんてことにならないようにしたいですよね。
最初に紹介するのは、そんな社会人の悩みに寄り添ってくれる一品で、コクヨが2025年に発売した「大人のやる気ペン」です。
「大人のやる気ペンは、ふだん使っている筆記具に装着して勉強時間を計測するデバイスです。専用アプリと連動して、勉強への取り組みを自動で記録・分析してくれるので、その名の通りやる気の向上につながります。自分の勉強量はLEDやグラフで“見える化”され、勉強量に応じてアプリ内の“やる気の木”が成長したり、自分のアバターを着替えさせたりできるので、疲れた日も『少しだけがんばろう』という気持ちにさせてくれますよ」(菅さん)
デバイスを取り付けたペンで勉強に取り組むと、測定した学習時間が「やる気パワー」として記録されるのが、大人のやる気ペンの大きな特徴。やる気パワーの量はLEDの色変化(10段階)で表示されるので、「今日は、やる気パワー6の赤までがんばろう」といった具合に、手軽にその日のゴール設定ができます。やる気パワーは、専用アプリ上でグラフ化されるので、日々の努力を振り返ったり、学習スケジュールを見直したりするのにも便利ですよ。
また、1週間の勉強傾向をもとにキャラクターがほめたり叱ったりしてくれる機能や、「大人のやる気ペン」を使って勉強している他の人の成果が見られる機能もあるので、孤独になりがちな大人の勉強時間がぐんと楽しくなります。

「キーボードでタイピングしながら勉強するよりも、手書きで勉強するほうが記憶の定着がよいという研究報告もあり、近年は手書き勉強に注目が集まっています。大人のやる気ペンは、お気に入りの筆記具で手書き勉強ができるうえに、勉強時間を自動で数値化したり、見える化したりしてくれるので、『手を動かして勉強する』という行為がより充実したものになるのではないでしょうか」(菅さん)

スタイラスペンにも対応しているので、タブレット学習派の人も使えます。モチベーションの維持に苦労している人は、一度試してみてはいかがですか?
商品名:大人のやる気ペン
参考価格:税込9,900円
発売元:コクヨ
商品ページ:https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/otonayarukipen/
学生時代の相棒が耐水性に進化!「風呂単」で入浴タイムを勉強タイムに

学生時代、英単語や歴史の年号を覚えるために、単語カードを自作した人も多いはず。そんな『暗記の相棒』ともいうべき単語カードに耐水ペーパーを採用し、入浴中にも使えるようにしたのが、クツワの「風呂単」です。
「仕事をしながら資格勉強を続けるには、寝る前に湯船に浸かって疲れをとることも大切です。ただ、なかには勉強の合間の入浴時間を『時間のムダ』と感じている方もいそうですよね。そんなときこそ、風呂単の出番。風呂単があれば、入浴タイムが充実の勉強タイムになります。いつもと違った空間で勉強することで、集中力もアップするかもしれません」(菅さん)

風呂単には耐水ペーパーが使われているので、水に濡れても紙が傷んだり、書いた文字が水ににじんだりする心配はありません。さらに、鉛筆で書けば濡れたあとでも消すことが可能で、水に濡らせばお風呂の壁に貼ることもできます。
「ホワイトボード感覚で、関連性のある単語をグループ分けして貼るなどの工夫ができるのも風呂単のよさです。同じように資格や受験勉強をしている家族がいるなら、それぞれが暗記した単語や用語をお風呂の壁に貼って、覚えた数を競ったり、お互いにクイズを出し合ったりするのも楽しいのではないでしょうか」(菅さん)
なるほど、風呂単を使えば、入浴時間の『タイパ』が圧倒的に上がりそうです。
商品名:風呂単
参考価格:税込330円/風呂単(大)税込374円
発売元:クツワ
商品ページ:https://www.kutsuwa-online.com/?mode=srh&cid=&keyword=SC24
スマホの代わりにこれ!問題ごとにかかった時間を計れる「ルラップ」

資格試験で合格を目指すには、「どの問題に何分使うのか?」という時間配分を意識することも大切です。みなさんのなかにも、スマートフォンのタイマー機能を使って、実際の試験時間をカウントダウンしながら過去問を解いたり、大問ごとにかかる時間を計測したりしている方がいるのでは?
「それでもよいのですが、スマホをタイマー代わりにしていると、『時間をチェックするつもりだったのに、気づいたらSNSのチェックに夢中になっていた』という失敗をしがちです。勉強に集中したいなら、キングジムの学習タイマー『ルラップ』がおすすめですよ」(菅さん)

ルラップは問題ごとにかかった時間をはかる「LAP(ラップ)タイム」機能のほか、セットした時間から超過した時間を自動でカウントアップする「折り返しカウントアップ」機能も搭載しているので、時間配分の確認や見直しに最適です。
ちなみに、ラップタイムは連続して99回まで記録可能。問題ごとに「LAP/RECALL」ボタンを押せば、「大問1を解くのに何分何秒、大問2を解き終えるまで何分何秒」というように、複数のラップタイムが記録できます。
「タイマー系の文房具はいろいろと販売されていますが、ルラップは機能が充実しているうえに、直観的に操作できるのが魅力です。また、シンプルなデザインや手軽に持ち運べるサイズ感も、大人の勉強時間にぴったりではないでしょうか。LEDランプで時間を知らせてくれる消音モードがあるので、カフェやコワーキングスペースなどでも気にせずに使えます」(菅さん)
カラーバリエーションは、白、水色、ピンクの3色。本番が近づいて過去問を解く段階になったら、大活躍すること間違いなしのアイテムなので、この機会にチェックしておきましょう。
商品名:学習タイマー「ルラップ」
参考価格:税込3080円
販売元:キングジム
商品ページ:https://www.kingjim.co.jp/sp/lelap/