
暑さが増すにつれ、水辺が恋しくなってくるこの季節。夏休みにはプールや海、川など、水辺のレジャーを予定している方も多いのでは?
楽しいひとときが一転、悲しい思い出にならないように、今一度水辺における安全について考えてみてはいかがでしょうか。
7月30日は水辺におけるレジャーの教訓が詰まった「サンダルバイバイの日」です。記念日制定の背景と、かけがえのない命を守る資格について、併せて紹介します。
7月30日は「サンダルバイバイの日」

「サンダルバイバイの日」は、子どもの水難事故予防を啓発するNPO法人AQUAkids safety projectが定めた記念日です。
「サンダルバイバイ」というとなんだかかわいらしい言葉に感じますが、実は水辺の事故を防ぐための大切な合言葉といえます。例年、水辺で流されたサンダルやおもちゃなどを追いかけて溺れる……という水辺の事故が起こっており、それを防ぐためにつくられた言葉が「サンダルバイバイ」なのです。「流されたサンダルやおもちゃは追いかけずにバイバイする」という意味が込められています。
水辺の危険について親も一緒に学び、「流されたサンダルやおもちゃは追いかけなくて良いんだよ」ということを子どもに伝えられると良いですよね。
なお、「サンダルバイバイの日」は、「な(7)がされたサ(3)ンダルは追(0)いかけない」ということを覚えてもらえるよう、7月30日に制定されました。
水辺の安全を守りたい人におすすめの資格「ライフセーバー」とは
「ライフセーバー」とは、水辺の事故を未然に防いだり、万一の事故のときに救護活動をしたりするために活動している人のことです。
ライフセーバーに明確な定義はなく、厳密な資格試験はありませんが、ここでは日本ライフセービング協会が認定している資格について紹介します。
同協会が認定しているライフセービングに関する資格としては、「ベーシック・サーフライフセーバー資格」および上位資格である「アドバンス・サーフライフセーバー資格」があります。
ライフセーバーを目指すには、まず「ベーシック・サーフライフセービング講習会」を受けて「ベーシック・サーフライフセーバー資格」を取得しましょう。
受講資格は中学生を除く15歳以上の方で、50mを40秒以内で泳ぐなどの泳力も必要です。また、同協会が認定する「ウォーターセーフティおよびBLS資格を取得していることも条件となります。
これらの条件を満たした上で海の知識や応急手当などの知識と技能を28時間学ぶことで、「ベーシック・サーフライフセーバー資格」を取得できます。
「ベーシック・サーフライフセーバー資格」を取得し、海浜での監視・救助・救護などの活動を経験することで、上位資格である「アドバンス・サーフライフセーバー資格」の取得に向けた講習会の受講資格が得られます。
資格取得には泳力なども求められるためライフセーバーになるのは簡単ではありませんが、多くの人の命を守りたいと思っている人にとっては挑戦しがいのある資格でしょう。